こんにちは。開雲(運)アートを描いているルチアです。

今回は「セミオーダー」の開運アートについて説明します。

セミオーダーは、販売イベントのときのみ受け付けているのですが、

イベント時に2~5種類ほど、描き下ろしたエネルギーアート(ルチアート)の中で、惹かれる絵があるか、から始まります。

今回はこちらの絵を例に挙げて説明します。

絵のタイトルは「舵を切れ!」

航海中の船(画面左)と、目と鼻の先の距離に現れた海の魔法陣

見る人によって、いろんな物語が生まれる絵です。

この絵を題材にした2つの開運アートをご紹介します。

 

①M.Y様

入れてほしいモチーフ:ネプチューンの三又の槍(トライデント)←小さくともよい

②K.F様

入れてほしいモチーフ:鳳凰

どちらも、お電話でヒアリングを行いました。最初から細かく具体的に詰めるということは無く、

絵に惹かれたきっかけや身近なご自身のお話など15分~30分ほどお話ししました。

その後、M.Y様の絵について考えながら散歩をしたりふとテレビをつけたりすると「馬」、

K.F様について考え始めると「虹」をそれぞれ何度も見るようになり試しに絵に描きこみます。

ネプチューンの槍は船体に小さく入れ、魔法陣のドームから抜け出すような形で「馬」を配置。

華やかさを入れるため、ご依頼主と縁の深い「薔薇」を身体に描き足し「薔薇の神馬」が誕生しました。

 

 

進捗報告1回目

鳳凰の姿が決まり、色味の確認でご連絡しました。

青メインの画面に鳳凰が入ることで絵のカラーが変わるのでいったん報告し、ご了承いただきました。

 

虹を鳳凰の周りのオーラや炎として加筆。

世界3大花木のひとつホウオウボクをオーラの上に舞わせてみる。

↑この花を使った理由は「ホウオウ」の名のつく植物で真っ先に思い出したものだったからです

 

 

この段階で、進捗報告を行い、絵を見た感想からアイディアやイメージを更にご相談。いよいよ完成の作業に入ります。

船体に薔薇の名前を入れ、ネプチューンの槍を魔法陣の中心に立ててみてはどうかという素晴らしいアイディアをいただき修正したところ、絵にまとまりが生まれご依頼主様だけのストーリーが出来上がりました。

 

 

 

鳳凰がまるで指揮をしているかのようだと感想をいただき、更にドラマチックにしようと世界三大花木であるジャカランダ・ホウオウボク・カエンボクの花を追加。

オーケストラの様な賑やかで豪華な絵に変化しました。

 

 

このように、同じベースになる絵であっても、生まれてくる絵はご依頼人の人柄や願望によって全く違ったストーリーを持ちます。

ルチアとのやりとりですが、お電話以外にもメールでメッセージでも可能です。

また、具体的なモチーフが決まっているほうが着手するまでの時間は早いですが、最初からイメージがまとまっていなくてもOKです。

最後に、大化けしたセミオーダー開運アートをご紹介します。

こちらがベース絵「プルスウルトラ」

黄金の光に向かっていく少年天使(大天使ウリエルから着想を得ました)

どちらかといえば男性性の強い1枚です。

これがどうなったか。

 

 

 

はいこちら!

もはや、フルオーダー!!笑

最初のコンタクト時、ご依頼人は女性性の人だなぁと思いながら加筆していたらあれよあれよと人魚の女王が出現しました。

進捗報告で気に入っていただけたので突き進みました。

このくらい極端に絵が変化することもありますので、

開運アートに興味を持たれた方はセミオーダーからご注文いただくのもお勧めです。

 

セミオーダーはイベント時のみの商品ですので、ご縁がありましたら嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!