ヘッダーメッセージ

同じ時間に

あの日から、
時々、同じ時間に海辺を歩くようになった。

別に、探しているわけじゃない。

ただ、小瓶はいつもポケットに入っていて、
足は自然と、岩場や潮溜まりの方へ向かってしまう。

未知との遭遇は、夢じゃない。

きっと、
そう信じて歩いていることに、
自分でも気づいてはいる。


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