日本藝術の創跡vol.27にルチアのデビュー作を載せていただきました。

 

お隣ページに好きな芸術家を載せてもらえるとのことで、クールベの「波」をリクエストしました。

この作品、わたしが子どもの頃に父が何かのお土産で、大きめの下敷きにプリントされた物をくれたんです。その「波」に衝撃を受けた当時のわたし。

社会人となり1人東京へ行ったとき、時間潰しにふらりと寄った上野の国立西洋美術館で衝撃の再会。実物は(いくつもシリーズがありますが)思っていたより小さな絵で、それでも吸い込まれたようにしばらく絵の前から動けませんでした。

わたしが描いた「舵を切れ!」。

西洋美術館がある上野で行われる展示会に参加する為に、初めて販売イベントをした時に出した絵のひとつ。

クールべの波に再会したいと描いた絵が、図書館に遺る書籍になって彼の作品の側に居られる。光栄なことです。