シンガポール国立美術館にて2022年4月22日から24日に開催された「日本の潮流」に参加いたしました。

「JAPAN TIDE-The Exhibition of Selected Japanese Contemporary Artists-」


トビウオの旅に人生を重ねて

魂の成長を1匹のトビウオに託して描く。

ルチア・リーが今回挑んだのは旅をモチーフにした作品群です。旅立ちは一人でも、やがて同じ場所を目指す仲間と出会い、時にはしのぎを削り合う。やがて旅は終盤を迎え、眩い光が差すほうへ――。それは生きることそのものでもあります。

年齢を重ねるのも悪くはないと、観る者をポジティブな思考へと誘う。それこそルチア・リーの意図するところなのです。

 

本展のスペシャル・アート・アドバイザリーのジェーン・シシドさんのInstagramでも絵をご紹介いただきました。